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助成・褒賞事業の改革について

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助成・褒賞事業の改革について

上原財団は創設以来、生命科学・医学の発展に寄与することを使命として、多様な研究者の挑戦を支援してまいりました。
近年、研究環境はかつてないスピードで変化し、国際競争の激化、研究費の大型化、若手研究者のキャリア形成の難しさなど、研究現場を取り巻く状況は複雑さを増しています。こうした変化の中で、財団がこれまで以上に研究者の真の挑戦を後押しすることこそ、創設者の精神を継ぐ財団の責務であると考え、2026年度より助成制度を大きく刷新することを決断いたしました。

研究助成金の改定

研究が高度化し、多くの分野で大胆な発想や長期的な視点が求められる今、研究者がのびのびと挑戦できる環境を整えることは不可欠です。
そのため財団では、研究環境の変化に対応し、より充実した研究活動を支援するため助成金額を増額し、キャリア発展途上にある研究者を積極的に支援する新たな仕組みを導入します。 若手・中堅の研究者が将来に向けて安心して挑戦できる土壌をつくることは、日本の生命科学の進歩を支える基盤であると考えています。

海外留学助成について

生命科学は国境を越えて発展する学問です。
優れた研究者が世界の第一線で経験を積み、国際的なネットワークを築くことは、将来的に日本の研究力を大きく押し上げます。そのため、国際的な研究活動をより力強く後押しするために、海外留学助成を増額し、若い研究者が世界へ挑戦する機会をさらに広げてまいります。
2026年4月 上原明

財団改革検討委員からの
メッセージ

財団改革検討委員
 安西祐一郎理事
 戸山芳昭監事
 西田栄介評議員
 宮園浩平元理事(50音順) 
昨年、上原記念生命科学財団は設立40周年という大きな節目を迎えました。私たち改革検討委員は、この機会に参画し、新しい時代にふさわしい、そして研究者の意欲を一層高める魅力ある助成事業・褒賞制度を実現するために、議論を重ねてまいりました。
そのうえで今回まとめられた改革案には、研究者の立場から見ても重要な意味をもつ取り組みが多く盛り込まれていると考えています。

上原賞 褒賞金を1億円へ増額する意義

生命科学の分野では、革新的な成果を生み出すために、長期的な視点での取り組みや大胆な挑戦が欠かせません。今回の1億円という褒賞金額には、「世界水準の研究に挑む研究者を、財団としてできる限り後押ししたい」という思いが込められています。このメッセージが、研究者の皆さまの新たな挑戦を支える励みとなることを期待しています。

顕著な業績を持ち、さらなる発展が見込まれる研究者への支援として

上原賞は、過去の業績をあげると同時に、「これから世界へ飛躍していく研究者を支える賞」であり続けたいと考えています。1億円という褒賞金は、新たな研究テーマへの転換、若手研究者の雇用、研究基盤の強化、国際共同研究の推進など、研究者が次のステージに踏み出すうえでの“未来への投資”として、大いに活用いただけると考えています。
* 宮園浩平先生は、財団改革検討委員としては2025年3月5日以前のご参画です。
  なお、改革検討委員については、利益相反への配慮からご所属・肩書きは記載しておりません。